私たちの活動 1 海岸清掃から始まる環境教育 【ビーチクリーン活動への想い】 海の環境を整えるには、そこに関わる方との連携が必要です。マリンスポーツや海を管理する団体、漁業や観光事業者、そしてフラッと立ち寄る観光者の方等、関わる全ての方のご協力があってこそ海は美しさを維持できます。地域の方たちの環境意識が高まることで、砂粒が積もるように環境はよくなっていくものであると考えて、ビーチクリーンと環境教育を行っております。はだしプロジェクト推進協会では、柏崎マリンスポーツ連絡協議会様から世代交代として 30 年ほど続いている海岸清掃を受け継ぐこととなりました。4 月と 5 月の第二土曜日に開催しています。毎年300名程の方が参加してくれるイベントになりますが、多くの方に海の現状や流れついてくるゴミ、そこに放置されたゴミについて知っていただく機会になればと考えています。また、私たちの強みは楽しくビーチクリーンを提供できることだと考えています。アメリカのビーチクリーンがビーチサッカーの歴史とともに発展したように、楽しみ、親しみ、愛される、環境活動をしたいと考えております。ビーチで走るビーチサッカーの選手が何故環境教育や環境活動に力を入れているのかをお伝えしつつ、皆様の海への想いを共有できる場にもなる!そんな、ビーチクリ-ンを提供しています!是非、一緒にビーチクリーンをしたいという団体様があれば、ご連絡いただければ幸いです。 【はだしプロジェクトのビーチクリーンはここが違う!】 ①ノウハウ長年、ビーチクリーン活動をしてきたため、ビーチクリーンのノウハウがあります。ビーチサッカーの選手は裸足で砂浜を走るため、小さなゴミでも簡単にケガをします。だからこそ、綺麗にゴミを集める技術はピカイチです。小さなお子様が砂浜で思いっきり走れるほど安全なビーチが私達の目指すビーチです。しかし、ビーチには様々な危険物が流れ着く事があります。 特に注意の必要なゴミ ガラスの破片破片は鋭利で、触れるとケガをするおそれがあります。また、破片は海や砂浜に散らばりやすく、目に見えないこともあるため、注意が必要です。 鋭利なプラスチックの破片プラスチックは破片になると鋭利になり、手や足を切る危険があります。小さな破片も見落としやすいため、細心の注意を払って回収することが大切です。 注射針触るとケガをするだけではなく、病気がうつるおそれがあります。特に注意が必要で、見つけた場合は手袋をして安全に処理してください。 ガスボンベや消火器スプレー缶触ると爆発や発火してやけどをするおそれがあります。特にスプレー缶や消火器は高温にさらされると危険なため、見つけたら専門機関に連絡しましょう。 火薬等海の遭難に備え船には信号弾が配置されていますが、それらが海に放出され流れ着くことがあります。爆発や発光体によりケガをするおそれがあるため、注意が必要です。 花火・爆竹の不発弾 触って爆発することがあります。未発火の花火や爆竹は非常に危険なので、見つけた場合は触らずに専門機関に連絡するようにしましょう。 ポリタンクやペットボトル強い化学薬品(塩酸など)や燃えやすい液体(ガソリン、灯油、オイルなど)が入っていることがあります。これらを触ることで火災や化学反応を引き起こす危険があります。 鳥の死骸海岸に打ち上げられている鳥には、餌不足による餓死や油汚染、鳥インフルエンザなどで死んでいる場合があります。直接触れることは危険で、感染拡大を防ぐための適切な処理が求められます。 ライター中身に触れると化学火傷の危険があります。ライターは破損していると漏れ出したガスが引火する可能性もあり、慎重に取り扱う必要があります。 バーベキューの炭鎮火されずに埋められた炭は、子供が触れて火傷する危険があります。特に注意が必要で、必ず完全に消火した後に処理を行うようにしましょう。 回収した後の、ゴミの処分も大切です。相談する先が分からない等、様々な意見をいただきます。ゴミは適切に処理しないとかえって環境負荷が高まります。 ②ゴミの収集データを収集して次の課題解決につなげる ゴミの収集データと毎回の写真を保存し、知見とデータで今後の解決に向かうように様々な団体と協議しております。 ③各団体との共同開催ゴミ拾いを行いたい団体や企業に、ゴミ拾いをコンテンツとしたイベントとして環境教育を提供したり、ノウハウの提供を行っています。また、ボランティア情報の提供や、地域のビーチクリーン活動を盛り上げるためのコンテンツとして、ビーチクリーン×ビーチサッカーのイベントコンテンツを提供しています。地域の皆様も、地域の外にいる皆様もみんなで楽しむビーチクリーン活動を推進しています。 2 企業廃棄物のアップサイクルを推進 多くの企業が廃棄物の削減に動いていますが、予算が潤沢にあるわけではなく、実事業の経営次第で環境推進の進捗状況は大きく変わります。 しかし、実事業の経営にプラスになるような環境推進につながる製品を作ることを目指し、廃棄物から新しい製品を生み出す活動を様々な企業様と協力して行っています。成形企業の皆様のご協力があり、やっと形になるかというところですが、実現までの道のりを一つ一つ確かにしていけたらと考えています。